2007年01月31日

手帳

手帳って改めて考えてみると結構すごい気がします。
毎年必ず一度(それは年末ですが)更新されます。
どんな業種の人でも大抵持っていて、
毎年一回は確実に注目されるわけです。
なんかすごくないですか?

本当は頭の入れて置かないといけない事なのに
身近にあまり起こらないから忘れがちな出来事などを
記憶から呼び覚ますのには、うってつけの装置です。
例えば、テロ対策とか自然災害対策とか難民チャリティとか。

しかも更新するときは「来年」という漠然とした希望?のために
かなり集中して自分について考えたりする。
この「手帳を買うタイミング」ってやつに
様々な呼掛けを重ねていくと効果的かもしれません。
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2007年01月30日

ぼんやりと

hikaru.GIF
 闇に浮かび上がるモノをイメージしてます。

 それは防災用の「何か」です。
 それが何なのかは決まってません。
 さっき、そんな風景がアタマに浮かんできただけです。

 しばらくじっくり温めてみたいと思います。。
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2007年01月26日

回遊性

皆さんの家に回遊性はありますか?

回遊性というのは家中をグルグルできることです。

僕の自宅にはありません。
昔住んでいた実家にはそれがありました。
回遊性がある住宅は楽しいと思います。

或る部屋にコチラからもアチラからも行けたり
とにかく行き止まりがない。
お寺や伝統家屋などの日本建築がそうです。
さらに2階建て住宅なら階段がふたつあれば言う事なしです。
オニゴッコやりたい放題です。

夫婦の寝室くらいでしょうか、奥の突当りにあってほしいのは。
浴室だってグルグルのなかにあって良いと思っています。

最近の住宅は小さい。
なのに更にコマ切れにする。
マッチ箱をどう詰込むか、なんて馬鹿らしい。
居住空間がセコイ気がします。
だから全てをグルグルにしてしまえば良いと思います。

住宅をつくるとき、回遊性を一考してみては如何でしょうか?
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2007年01月25日

家具に家具を象嵌

今、家具を考案中。
とりとめのない話です。

象嵌というのは「異質なものを嵌め込む」ことです。
彫刻の世界の技法です。

そんなふうに家具を提案できないか、と考えてます。
家具には必ず何かの行動が伴います。
椅子なら座る。
テーブルなら置く、とか食べるとか。
収納なら仕舞う。

単に即物的、材料的な話ではなく
モノが備えている行為も象嵌できてしまう。
そんな家具を考えています。
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2007年01月24日

「小さな家」と「住むための機械」

haguruma.jpgル・コルビュジエをご存知ですか?
近代建築を代表する巨匠建築家です。

彼が年老いた両親のために「小さな家」と呼ばれる住宅をつくりました。
それを彼自身が分かり易くまとめた本があり
僕が影響を受けた本のひとつです。

最近また読み直したんですが
彼のいう「住むための機械」という言葉の意味を実感できた気がします。
いや言葉そのものは知っていたのですが
イマイチ実感が湧かないというか。

僕の感覚として彼のいう「機械」とは・・・

「単にmachineryというのではなく
目的用途のために徹底的に無駄を省き、
また時間をかけ淘汰されてきた純朴なカタチにみる美しさ」

だと思います。
例えば歯車などよく見ると意外と美しいものです。

アノニマスなモノからは学ぶべきことが実に多いです。
先ばかり見過ぎて、前のめりにならないようにと自分に言い聞かせました。
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2007年01月23日

バランスボール

ball chair.GIFいっとき方々のメディアで話題になっていたバランスボール。
これを真剣に椅子として考えています。
確かGoogleのオフィスではスタッフの椅子がバランスボールだったような。
バランスボールだと、

もちろん健康によく姿勢も正される
椅子みたいに座れる
座布団みたいにも座れる(正座もアグラも可)
上記ふたつどちらでも目線の高さが同じ
(日本の年配者と欧米人が同じテーブルを囲める?)

などなど挙げれば色々あります。

が、大事なことは、これが新しいスタイルだということです。
椅子とエクササイズの融合。
ロデオボーイもこの類です。
ケータイが生んだ「〜しながら」というライフスタイルが普及した証拠。
テレビを見ながらケータイメールで恋愛相談。
テレビを見ながらエクササイズ。
同じことです。

今後こういった既成の出来事をつないで
新しいスタイルをつくることが面白くなると考えます。
何事にも器用な日本人ならではのライフスタイルになりそうです。
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2007年01月22日

自動販売機

日本はとにかく自動販売機が多い。
ちょっと歩けば必ず何かの自販機に遭遇します。

ではなぜ海外諸国には自販機がないのか。

治安が悪いからに決まってます。
夜中に根こそぎ盗られるのがオチですから。
日本でも時々ATMとか盗られそうになってます。

そうなると自販機をもっと工夫したいものです。
たとえば自販機たちをネットワーク化して
モバイル基点としての機能なんかあるといいかもしれない。
或いは特定の自販機周辺でないと受信できないケータイ用の
コンテンツを考えるのもいい、ただし楽しくなるもの限定。

一方、自販機それ自体は美しいとは言えません。
何か新しい「自販機のある風景」をデザインしたら楽しそうです。
都市の散歩を楽しくする1つのツールとして。

この続きはまたの機会に。
posted by nis at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 都市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月19日

IPv6と冷蔵庫

IPv6って何?
聞き慣れない言葉です。
それは従来のIP(インターネットプロトコル=IDみたいなもの)の進化版です。
何が進化かっていうと、IPには数に限りがありますが
IPv6は事実上無限です。
ふんだんに使っても問題なしです。
そうなると今、家庭にある全てにIPがつきアドレスが配される。
そしてネットワーク化されると・・・

・・・体調が悪くて医者に見てもらったら風邪と診断。
その情報が自動的に自宅に送信。
自宅ではエアコンが帰宅に合わせて温度を調整。あったかい。
それに連動して加湿器がモクモク。
ふとんは汗を吸収できるようにと自動完全乾燥をはじめる。
冷蔵庫は自分の中身をチェックして
足りない栄養ドリンクとたまご粥の具材リストをつくり
ネットコンビニに注文。
もちろん清算は冷蔵庫の自腹。
冷蔵庫の貯金を切り崩し領収書もお願い。


・・・なんてことになります。
いわゆるユビキタスです。

こうなってくると家庭のネット中枢は何でしょうか?
おそらく家族の全員が触れる回数最多の「冷蔵庫」が主役になりそうです。
今はしゃべる冷蔵庫とか宣伝されてますが
ここ数年のうちに冷蔵庫は恐ろしく進化するでしょう。
そうなる前にもっと良いデザインの冷蔵庫が必要そうです。
だって家庭の主役ですから。
一番目立つところに置くわけですし。
和の空間でいう「床の間」みたいなポジションです、きっと。
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2007年01月18日

ひかり

TN-1.gif 僕が設計した住宅のトップライト。
 天井からの光はとても強いので
 直射光ではなく淡い光が壁をなめるように落ちてきます。

 せっかくトップライトつけたのに、なぜ直射を避けるのか?

 これはクライアントの要望で「どうしても・・・」と
 言われたので計画しましたが
 基本的に僕は住宅でのトップライトはお勧めしません。
 夏には室内の温度上昇が激しいし、
 最近の紫外線は若干強い気がするし、
 掃除はしにくいし。。
 みんなが欲しがる光も使い方は様々です。
 ただ闇雲に光を取り込めば良いってものではないです。
 今日もそんなことを考えながらの設計をしています。

posted by nis at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月17日

あったらいいな。

hadaki.gif こんなものを考えてみました。
 電球なんですが、あのカバーみたいのがガラスじゃなくて
 木なんてのはどうでしょう。
 突き板(無垢の木を薄くスライスしたもの)状にすれば光も透過する。
 木の加工技術の最先端まではよくわからないけどきっと出来るはず。
 消してるときはマットな木の塊。
 点けたら温かい光。
 こんなハダカ電球があったら欲しいです。

posted by nis at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | プロダクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

はじめました


WEBの開設に併せてブログも開設しました。

僕はアトリエ246というデザイン事務所をやっていて
建築やら家具やらプロダクトやらのデザイン・設計をしてます。
まだWEBは作ったばかりなのでコンテンツ少ないですが
これから作品を徐々にアップしていくので覗いてみて下さい。

しかし「ここをどんなブログにしていこうか?」って計画はまったくナシのスタート。
不安です。。
今後はそれとなくデザインに関することをのせていけたら良いかなと思います。
ほぼにち?なペースで気張らずにやろう。
posted by nis at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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