2007年02月28日

着色は難しい。。

kuri color.gif

設計をしていて、いつも思い通りにイカナイのが木部の塗装です。
サンプルは作りますがモックアップなんて住宅の塗装くらいじゃそうそう作れないですし、
木部ともなると堅木かそうでないかなどの樹種は勿論、
夏目・春目によっても発色が違うので困ります。
塗膜系の塗料なら何だっていいのでしょうが
オイルステイン系の含浸のものだと難易度が高いです。

それが今回は上手くいきました。
写真は和栗のフローリング(無垢)でリボスという自然系OSを塗りました。
まだ壁が仕上がっていないので写真映りはそうでもないですが
かなり良い出来栄えに満足しています。
黒とか白とかのモノトーンの空間は比較的作りやすいし
全体の統一感を出すのは結構ラクです。(色彩のセンスが別段いらない)
そんな長年の想いもあったので本当に今回は胸を撫で下ろした感がありました。

これ仕上がったらアップします。


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2007年02月23日

ノート

note.gif

どこかへ出掛けると気になる場所とかモノとか空間とかがあります。

この写真はそれを書き留めるノート(もちろん僕の)です。

気に入った場合でもそうでない場合でも書き留めます。
実感して実測して覚えます。
感覚的に心に焼き付けた雰囲気を
寸法という形式で自分のものにしようと努めています。

これは機能性に対しての訓練です。
僕はデザイン的、環境的に良い空間や居場所を創作することは
感性でつくるに近いものがありますが、
機能性はこのような日常の積み重ねで体得するものと信じてます。
特に住宅などの場合は非常に重要です。

僕にとってコンベックスはケータイと同じくらいの携行必需品です。

ホントはプロになる前の学生時代からやるのが大事ですね。
スケールに対する身体感覚が磨かれますから。
建築やインテリアの学生さんにはおススメです。
posted by nis at 20:13| Comment(1) | TrackBack(0) | ケンチク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

日本風と和風

sukiya.gif
現在工事中の数奇屋建築(個人住宅)です。

ところで最近「和モダン」に代表される「和風」的な言葉をよく見ます。
しかし、「和風」って「日本風」とは何か違うな、と感じます。

例えば、「和風居酒屋」に行って「日本風ですね〜」とは言わないですよね。
でも日本建築の桂離宮に行って「やっぱり家は和風だよな〜」などと言ったりします。

「和風」と「日本風」の違いは何か・・・

「和風」=和む、落ち着く、居心地が良い、などの感情的・感覚的な雰囲気を指す
「日本風」=武家造り、数奇屋、真壁、土蔵造り、などの建築様式を指す

・・・のではないでしょうか。

そうなると石や鉄やアルミでつくる「和風」空間ってのもありえる話です。
これまで相容れなかったスタイリッシュでも落ち着く空間なるものは
「和風」への意識でデザイン可能な気がしました。
posted by nis at 10:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ケンチク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

ロゴマーク

logo.gif
以前、設計で携わった物件に不動産事務所がありました。
そのクライアントから「会社のロゴマーク」の依頼を受けました。
設計の際に45度回転したグリッドを表層のデザインモチーフに
使っていたのを気に入ってくれて、
「45度回転した正方形つまり菱形を使ってほしい」との要望。
会社名の頭文字が「I」なのと
地元に密着した街の案内人(Information)の意味を込め、
もうひとつのモチーフを「i」ってことにしました。
何個か作りましたが、左が僕のおススメ。
右がクライアントに採用されたモノ。
少し可愛く納まりすぎた気もしますが、気に入ってくれたので良しとしました。
ロゴマークはいろんな所に使われるため
かなりの汎用性が求められます。
色々と勉強になったプロジェクトでした。
posted by nis at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | グラフィック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

歩行発電

JR東京駅で、改札を通り抜ける乗客の“重み”を利用して
発電する「発電床」の実験が始まっているそうです。
これは床に敷いたシート状の「圧電素子」を振動させて発電する仕組み。
でも全改札に設置しても1日の総発電量は
「100ワットの電球を十数分間つける程度」(JR東日本)だそうです。
まだまだ開発途上ですね。

僕が思うに、固定床への設置ではなく移動する「靴底」に入れたら良い。
「圧電素子」の性質上、体重による加圧と歩行の際の靴底のネジレで発電可能。
家庭で使うには大きな発電量ではないが
出先でのケータイやiPod、ノートパソコンには十分なワット数は得られそうです。
これらのツールはバッテリーがなくなれば無用の長物ですから
その性能を競うより、人の行為から受電する方法を開発してくほうが未来は明るいと思います。

これからはモバイルの時代ですから
移動手段の1つである「歩行」によりケータイなどのツール用に
電力を供給するのは面白そうだし将来性がありそう。
何より東京駅のためではなく、自分のために使えますから。
ある種の自給自足生活ですね。
posted by nis at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | プロダクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月06日

焼き杉

yakisugi.gif建築に使う材料でスギ板があるんですが・・・


焼いてみました。

バーナーで。


スギは年輪の部分が硬く、年輪と年輪の間は結構柔らかい樹です。
これを焼くと柔らかい部分が痩せて年輪が浮かび上がります。
とても良い風合いです。
今回試したのは無垢のスギ板ですが
最近のローコスト住宅などではラーチ合板など木理の美しいものなら
たとえ合板であっても木の風合いを楽しめるのではないでしょうか。
posted by nis at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

メガネとカメラ

メガネとカメラって似てませんか。
レンズが嵌め込んであって価格帯もピンきりで相場も結構似ています。

決定的な違いは、その価格が何に反映されるかだと思います。

高価なメガネは見栄のため。
高価なカメラは機能性のため。

というのは、
メガネは高くても安くても視力が良くなる訳ではありません。
高くなる理由はフレームがかっこいいとかの外観的なものに因ります。
一方、カメラは確実に内部機構が良くなり写真の出来も違ってきます。

つまり金額を投資する先が、前者は見た目・後者は内容なんです。

これを住宅に置き換えてみると世の中には結構メガネが多いです。
ライフスタイルとそれを支える空間にお金をかけることよりも
リビングが何帖だとか、5LDKだとか、大理石の玄関だとか。
もうほとんど見栄です。
形式に囚われ過ぎだと思います。

永く住むならメガネ住宅よりもカメラ住宅を建てる方が正解だと思います。
見栄はその後ついてくるのではないでしょうか。。
posted by nis at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

いつでもどこでも。

前回のつづき。

世の中の情報通信が「音声+動画」主流になり
TV=マスコンテンツ、WEB=個人コンテンツに傾くと思います。

これが互いに淘汰されないのはTVとPCのスタイルの違いが大きい。

TVってのは、ダラダラつけっ放し。
よく母親に「マンガを読むならテレビを消しなさい!」と怒られました。
でも見るでもなく点けていたいのがTVです。
一方、PCはもう少し目的があります。
何かを検索しようとか、目的地の地図をダウンロードするとか。
これは2つの機器の置かれ方にも現れています。
TVはリビング、PCは書斎、なんてのがよく見る光景。

TVはほぼ完成系だとして、これから期待するのはPCの進化です。
正確にはWEBはPCではなくケータイが横取りすると思います。
携帯電話ではなくケータイ(携帯する何か)です。

いつでもどこでもどんな姿勢でも世界につながる個人コンテンツ専用機器。
もちろん大容量のムービーで情報取り放題が理想です。

これにより進化するライフスタイルを見据えたデザインをする。
建築、空間、インテリア、プロダクトなどなど皆同じです。
もうライフスタイルの変革は始まっています。
posted by nis at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

Windows Vista!

ついにWindows Vistaが発売されました。

XPのさらに上をいくOSです。
あまりWindows好きではありませんが
世界の潮流がそうである以上見逃せません。

Windows Vistaの凄さは各メディアが取り上げていますが
大抵がそのスペックの高さと新しいコンテンツの話題。

しかし、そんなことはどうでもいいです。
注目すべきは「GPU」が搭載されたという現象です。
これまでPCのムービーは容量が大きく
その負荷をCPUが負担していましたが
これを独立させて「GPU」に負担させる機構ができました。
簡単にいうとムービーの独立です。

そうなると今までの
動画=テレビ(マスメディア)ではなく
動画=テレビorインターネット(極めて個人的なコンテンツ)となります。
つまりあらゆる情報が動画化するのでしょう。
マスメディアは
新聞(静止画)→ラジオ(音声)→テレビ(音声+動画)という変遷でしたが
他の情報も近いうちに「音声+動画」に昇華されそうです。

デザインの表現もいつまで紙面に偏ったままなのでしょうか。
デザインコンペなどもムービー提出可とかにしないと
世界の潮流に置いてきぼりを食うかもしれません。
と、自分に問いかけてみました。

今日からムービー表現を勉強しようと思います。
posted by nis at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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