
近代建築を代表する巨匠建築家です。
彼が年老いた両親のために「小さな家」と呼ばれる住宅をつくりました。
それを彼自身が分かり易くまとめた本があり
僕が影響を受けた本のひとつです。
最近また読み直したんですが
彼のいう「住むための機械」という言葉の意味を実感できた気がします。
いや言葉そのものは知っていたのですが
イマイチ実感が湧かないというか。
僕の感覚として彼のいう「機械」とは・・・
「単にmachineryというのではなく
目的用途のために徹底的に無駄を省き、
また時間をかけ淘汰されてきた純朴なカタチにみる美しさ」
だと思います。
例えば歯車などよく見ると意外と美しいものです。
アノニマスなモノからは学ぶべきことが実に多いです。
先ばかり見過ぎて、前のめりにならないようにと自分に言い聞かせました。
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